日本弱視斜視学会会員の皆様へ
この度の西日本豪雨で被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
被災された皆様が一日でも早く通常の生活に戻ることができますよう祈念いたします。
7月6日(金)・7日(土)に倉敷市で開催されました第74回日本弱視斜視学会学術集会は、7月6日(金) 22:40 に大雨特別警報が岡山県全域に発令されたことを受け、総会長の三木淳司先生が参加者の安全を最優先に考えられた結果、2日目のプログラムが中止となりました。報道で既にご存じのことと思いますが、倉敷市内には甚大な被害がでており、交通網も6日(金)朝から主要な鉄道の大幅な遅延・運休や幹線道路の通行止めなどが発生しておりましたので、最初から参加をあきらめた方、途中で帰宅された方が多数おられたと伺っております。また、参加された方は、大変な思いで帰宅されたことと思います。
学術集会に関しましては、1日目の学会総会並びに全てのプログラムが予定通り行われましたので学術集会として成立したものと判断させていただきます。当日発表された皆様には原著論文の投稿を改めてお願い申し上げます。しめきりは当初の予定どおり8月9日とさせていただきますのでよろしくお願いします。
学術集会2日目を中止するという緊急事態におきまして、会員の皆様へのご連絡方法など改善すべき点があると受け止めております。今回の事例を今後の学会における危機管理に生かしていきたいと存じます。
なお、天災による学術集会および講習会の中止でございますので、登録料の返金のお申し出にはお応えできかねますこと、あしからずご了承ください。
混乱を少しでも避けるため、豪雨の中、最後まで会場入り口で案内を続けてくださいました運営事務局の皆様に感謝を申し上げます。また、時間をかけてご講演の準備をされた演者の皆様、ご講演を楽しみに悪天候の中を会場まで足を運ばれました参加者の皆様、企業展示を担当された各社の皆様には、ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げますとともに、未曽有の天災であったという事情を理解いただきましたことに心から感謝申し上げます。
日本弱視斜視学会理事長 佐藤美保
日本弱視斜視学会理事一同